silent

終わってしまいました。

 

優しい人しか出てこないドラマだったなぁ。

 

言葉がなぜ存在するのか。

当たり前すぎて考えたことなかった。

 

言葉って傷つけることもできるけど、なぐさめることも、喜ばせることもできる。

想いを伝えることも。

 

声で話せるのに伝わらないことも、間違うこともある。

 

わたしは余計な一言言いがちで、相手を嫌な気持ちにさせたり、言わなきゃよかったと後悔して自己嫌悪に陥ったり…

 

 

だからこのドラマで言葉が丁寧に描かれていて、好きなドラマになったし、とても羨ましくもありました。

わたしもそうなふうに丁寧に言葉をつむぐことができたらなぁと。

言葉より先に感情が出てしまうタイプだから、喜びはいいんだけどマイナスな感情は周りにも影響与えちゃって反省の日々。

 

その点でいうとブログとかお手紙みたいに、文章を書くというのは何度も読み返して感情だけでぶわーっと書くことあまりないからわたしにとってはいいのかもしれません。

考えながら、直しながら、想いを言葉に乗せられる。

 

LINEはよくない。笑

すぐ返事が来る分会話してる感覚になってしまって、ぶわーっと感情で書いて後悔するから。

何度も失敗を繰り返しました…学習能力が乏しい私…

文字って相手がどんな顔して伝えたいかわからないから怖い面もある。スタンプとか絵文字もそうだけど、ニュアンスあってるのかなぁと不安になったりね、ネガティブな時だと都合の悪いようにしか捉えられなくなって視野狭くなる。

 

奈々さんが言ってましたね。

うつむいてたら、優しく声かけてもらっても

気付けないんだよ。

って。

 

これはろう者だからとかじゃないですよね。

ネガティブな時は、優しい言葉に気付けないってこと。きちんと受け取れるようにうつむいてばかりじゃダメだ。

私に向けられた言葉じゃないか!と錯覚するレベルです…

 

 

 

あとやはり1番は顔見て話せるのがいいです。

 

 

最終回の学校でのやりとり。

 

 

人それぞれ違う考え方があって

違う生き方してきたんだから

分かり合えないことは絶対ある。

 

それでも一緒にいたいと思う人と

一緒にいるために

言葉があるんだと思う。

 

たぶん全部は無理だけど

できるだけ分かり合えるように

たくさん話そうよ。

 

 

 

これから先も大切にしたい言葉たちです。

分からないのが当たり前ですもんね。

同じ人間はいないし、育った環境も過ごしてきた日々も考えることも違うんだから。

それなのに一緒にいたいと思えるってすごいことなのかも。

 

大切にしてもらいたいと伝えたとしても、何をしたら大切にされてると思うかは人それぞれだし、そこまで伝えなきゃ分からないですよね。

伝えることを諦めない。

そうお互いが想い合えてたらいいな。

 

 

1話から11話までを一緒に過ごしてきた感が強くて、どこまでも丁寧で、私の言葉なんかでは伝えきれないほど。

もう最高ってことです。ありふれた言葉で安っぽくなるの嫌だなぁ。ちょうど良い言葉はないのかな…

 

ともかく、この作品に出会えてよかった。

何度でも観たいドラマになりました。

 

あとこれはドラマ観た人みなさん思ってるかもですが、

登場人物全員、幸せになってほしいです。

それぞれが一緒にいたい人と一緒にいて、ぶつかりながらもたくさん言葉を交わして、それぞれの想いが重なりますように。

 

 

 

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